子供がいるなら、弁護士をつけた方が良い
私の場合、相手が先に弁護士を雇っていました。
自分で相手の弁護士と戦うか
自分も弁護士を雇って、弁護士同士で戦ってもらうか、悩みました。
悩んだ理由は弁護士費用。
高い。
弁護士を雇うのに何十万〜何百万とかかるこのお金
できれば子供を育てていくためのお金として残したい。
子供を育てるママはいつだって、子供のことを考えます。
子供を育てるには、お金が必要です。
いつくかの弁護士事務所へ相談に行き
市の離婚相談窓口的なところにも行きました。
結果、私は弁護士をつける選択をしました。
離婚が成立した今、弁護士をつけて良かったと、心から思っています。
その理由と、弁護士を雇ううえで悩んだ、弁護士費用の捻出方法を書き留めます。
子供がいる離婚は揉める
子供がいる場合、離婚において決めるべきことがいくつかあります。
- 親権
- 面会交流
- 養育費や婚姻費用
- 財産分与
- 慰謝料
- 年金分割
いずれかで相手と揉めそうな要素があるのであれば
弁護士をつけた方が良いと思います。
私の場合は「親権」と「財産分与」でかなり揉めました。
法律のプロである弁護士をつけ、自分が絶対に譲れないところ(子共の親権)や
子供を育てるために必要なお金(財産分与)を獲得できるように
知識を借りながら並走してもらったのは、かなり心強かったです。
結果、ほぼ私の主張が通った形で離婚が成立しました。
他にも「年金分割って何?」という状況で
ネットで調べてもよくわかりませんでした。
(なんで国の制度の説明ってあんなにわかりにくいんだろう…)
そういったこともわかりやすく教えてくれるので
結果、今も未来も損することなく、お金が受け取れる状況を作れました。
(今後年金制度が変わらなければ、ですが…)
時間と安心をお金で買う
私の場合は調停離婚で、裁判所とのやりとりも必要でした。
調停離婚の場合、書類を準備したり、提出に行く必要があります。
相手の弁護士とのやり取りも必要です。
そういった対応も、資料作成に必要な材料をお渡しすれば
弁護士さんが対応してくれます。
その分の時間は、仕事や家事育児、離婚に向けて自身がやらなければいけないことに集中できます。
結果、離婚調停しながらでも、仕事には支障を出さなかったので
会社からの人事評価は、かなり良い評価をもらうことができました。
調停離婚を進める過程では、調停員との質疑応答も必要になります。
どんな質問が想定され、どのように答えたら良いか
弁護士さんが打ち合わせで教えてくれます。
調停中も調停員への難しい説明は全て弁護士さんが対応してくれます。
調停員が理不尽なことを言ってきた場合は、弁護士さんが全力で援護してくれます。
私はここぞというときに口を開けば良いので
最初のうちは緊張していた調停の場も
回を重ねるうちに少しずつ余裕を持って望むことができました。
離婚成立までの過程で弁護士費用はトントンにできる
離婚届を提出するまでの間、収入の多い方(元夫)は収入の少ない方(私)に
婚姻費用を払う義務があります。
弁護士費用がXX円掛かるならば、XXヶ月離婚成立させずに、婚姻費用をもらい続ければ
実質自分の弁護士費用は相手が払ったようなものになります。
(人により弁護士費用と婚姻費用が異なるためXXとしています)
私の場合、弁護士費用を捻出するために離婚成立を先延ばしにさせていたわけではなく、
単に相手(相手の弁護士)が提出物の期限を守らなかったり
不備が多い資料を提出してきたり、なかなか離婚成立できない状況を作ってきていたので
結果的に離婚成立までの婚姻費用で、弁護士費用はほぼ賄えました。
相手の対応や主張、調停員の言うことに腹が立ったり
弁護士さんから出される宿題をこなす時は
「結婚という名の副業」と自分に言い聞かせて対応していました。
悩んだり迷ったら、相談に行ってみよう
初回相談無料で話を聞いてくれる弁護士事務所もあります。
市に離婚に関する相談窓口があれば、そういったところへ相談に行っても良いと思います。
市役所の方がアドバイスをくれたり
市から依頼している弁護士に無料相談させてくれるサービスもあったりします。
話を聞いてもらうと、次の糸口が見つかります。
幸せなママが1人でも増えますように。
ありがとうございました。